FC2ブログ

スポンサーサイト

--.--.-- --:--|スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

大学を地域再生への中核に。文部科学省、大学の地域貢献に財政支援

2012.06.18 18:40|大学の役割
大学を地域再生への中核に、文部科学省、大学の地域貢献に財政支援。文部科学省は、2017年度までの大学改革の工程表「大学改革実行プラン」を発表し、大学を地域再生の中核にと、「センター・オブ・コミュニティー(COC)構想」の実現に着手する。地域が抱える「環境」「エネルギー」「介護」「観光」等への私立大学の取り組みへの財政支援も決定した。

くま笹 縮小SN3R06570001_convert_20120618183114沖縄の黄色花 縮小SN3R0824_convert_20120618183205

■「文科省、地域貢献する私立大学を支援 数十億円規模」 (2012年6月17日、「共同通信」配信)
『文部科学省は、環境や観光など幅広い分野を対象に、地域と協力する中小規模の私立大への財政支援を強化することを決めた。地域貢献につながる取り組みに私学助成を拡充し、本年度の増額分は数十億円になる見通し。文科省は、地域の特色に合った人材養成や雇用創出に貢献することを地方の大学の生き残り策としたい考えだ。補助金を増やす対象は「環境」や「エネルギー」「介護」「観光」などの各分野で自治体や企業と協力する研究や実習で、今秋までに選定を進める。伝統や食文化の情報発信、地域の子供の学習支援、災害復旧ロボットの開発や、大学の市民向けの生涯教育講座等も対象としている』
■「文科省、地域課題解決に取り組む大学を財政支援する「センター・オブ・コミュニティー構想」に着手」
『文部科学省は5日、2017年度までの大学改革の工程表「大学改革実行プラン」を正式発表した。国立大の学部再編方針を明記するととも に、雇用創出など地域の課題解決に取り組む大学を財政支援する「センター・オブ・コミュニティー(COC)構想(Center of Community)」の実現に13年度から着手することを盛り 込んだ。大学を地域再生の中核にしたい考えだ。COC構想では地域が抱える課題の解決につながる優れた教育研究活動に対し、プログラムの策定経費や人件費などを補助する。採択された大学への国立大運営費交付金や私学助成の上乗せ、別に補助金を出すことなどで支援する。13年度予算の概算要求に盛り込む。対象となる取り組みは地域の特産農産物の栽培方法や品種改良への助言など研究成果の還元、学生による商店街活性化の活動、地域で働く人材の育成やキャリア支援、災害の影響や防災対策の研究などを想定している』(日本経済新聞、2012年6月5日)
⇒「大学改革実行プラン」について(文部科学省、平成24年6月5日)
⇒「大学改革実行プラン、社会の変革のエンジンとなる大学づくり」詳細
【参考】地域に貢献する、大学のフューチャーセンター設立。
フューチャーセンターとは、「対話を未来のイノベーションにつなげる仕組み」として北欧で生まれた手法で、地域の大学、企業、政府、自治体、NPO、居住者などが、地域の未来について語り、中長期的な課題の解決を目指し、様々な関係者を幅広く集め、対話を通じて新たなアイデアや問題の解決手段を見つけ出す場を作ることを目的にしています。議論の場として大学や自治体等のフューチャーセンターが活用されるということは、とてもいいことです。大学や自治体や企業、NPOや住民等の様々な立場、多様な価値観の人々が集まって、未来を作るための議論を行う・・理想のまちづくり、ではないでしょうか。
 先日文部科学省が公表した「大学改革実行プラン」の中でも地域再生の核となる大学づくりとして、「センター・オブ・コミュニティー(COC)構想」が掲げられています。その実現のために、大学が地域の核となるためにフューチャーセンターを作りだし、様々な人が大学に集まる場を設けることも有効であるように思います。近年は大学においても地域協働が重要視されるようになっており、例えば、東京大学では、新しい社会モデルを創成する教育研究組織として、2009年4月に柏の葉キャンパスでフューチャーセンター推進機構を立ち上げています。柏の葉キャンパス周辺には、開発中の地域,新旧の住宅地域があり、市民の意見を得る社会実験行う好環境が整っています。柏の葉キャンパス地区では、次世代環境都市の創造を目指して、「参加型のまちづくり」「実証実験」「拠点づくり」などの取り組みが進められています。
⇒東京大学フューチャーセンター推進機構(UTFC)

沖縄のミルミル①SN3R0814_convert_20120618182903沖縄のミルミル②SN3R0815_convert_20120618183014

□大学が地域の中核として地域の課題解決に向かう道。
地域力ブログ「どこどこ」で、前回「地域の特色を活かした、地域住民の意思と絆によるまちづくり」として、「全国の農山漁村や地域の方々が、地域の特色と住民の意思と絆を活かした、地域のまちづくりとしての、六次産業化や農商工連携、単なる観光客増ではない地域としての交流観光への展開等に取り組まれることを願っています」 と紹介しましたが、私は、地方の自治体が、国の政治と同様の、旧態依然たる政治手法と財政難の影響で、地域住民の意志を聞く手順を軽んじ、結果、地域の閉塞感を生み、地域の絆やコミュニティの崩壊をも起こしているような気がしています。
 これを打破し、希望の未来へ向かうには、大学が、個別のテーマや個の識者だけの地域への関わりではなく、大学全体が、行政と同格の地域再生の中核として、地域の課題解決に向かって、踏み出すことに期待します。地域の行政や地域の「農」、「商」、「工」に、「学」(大学と学生)の連携が加わることにより、地域の活性化が大きく進むものと確信します。そのような地域運営、市政運営の仕組みづくりを、地方自治体に望むものです。
 また、大学にとっても、厳しい学生確保、教育改革の中で、地域と積極的に関係することにより、地域から大学が何を期待されているのかを知り、学生のフィールドワークを軸にした地域との協働による社会経験の機会作りや、地域課題に対して教育、研究を通じた解決策の模索を図ることにより、地域社会の活性化と共に、大学の存在価値が高まることになろうかと思います。


(マコ)



スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

11 | 2018/12 | 01
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
プロフィール

doko3

Author:doko3
福岡の情報サイト「ふくおかサポートねっと」の編集部です。九州・沖縄の注目ニュースを中心に発信します。

最近の記事

カテゴリー

月別アーカイブ

最近のコメント

最近のトラックバック

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

QRコード

QRコード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。